
定番中の定番アストロミックスアンププロのレビューを行なっていきたいと思います。
デザイン
まず開封して目を引かれたのが、カッコイイデザインです。
派手過ぎず、でもしっかり主張していて機能美って感じです。どんなデスクトップにも合いそうです。難しい言葉を並べてしまいましたがとにかくカッコよくワクワクするデザインです。ガジェット好きにはうれしい。
長所
①2つのボリュームダイヤルで全体の音量と、ボイスチャットの音量が別々にコントロールできる!一番の特徴というかこれがこの製品が支持されている理由だと思います。ホントに便利です。これから発売されるオーディオインターフェースはすべてこの仕様にしてほしいぐらいですです。
②PS4でもPCでも任天堂SWITCHでも可能。これも便利な点ですね。
③優れた音質。ホワイトノイズが全くない。最高か?言われれば他にも選択肢はありますが、ゲーミングデバイスとしてはかなり良いほうだと思います。ゲームだけでなく、音楽も十分に楽しめます。
④ステレオ(2CH)再生時、優れた定位感があり、TPS、FPSではしっかりと足音が聞こえます。
⑤定位感と少しかぶりますが、サラウンド(5.1CH)再生時の没入感が凄い!本当に現実の音なのかと思って思わず振り向いてしまったほどです。
⑥抜群の安定性。PCデバイスにはよくあるのですが、認識しないときがあるとか、起動するたびに音が出ない設定になってしまうとか、それがストレスになることがありますが、それがこのデバイスでは皆無です。すごく安定しています。
⑦ 値段も最初は高値の花だなぁ・・・と思っていたが最近は下がってきました。
短所
①自分はPCを持っているので気にならないですが、詳細設定にPCが必須ってところでしょうか?他メーカーでやっているところがありますが、PS4ユーザーの事も考えるとスマホのアプリでできるようになればなお良いと思います。
②ハイレゾ非対応。必要かどうかは別として、新製品にしては珍しい20KHzまでとなります。
③短所というよりも半分希望ですが、スマホと繋いでその音声をボイスチャット音声としてMIXできればなおよかった
→できました。
パターン①任天堂SWICHをTVにつなげて使う場合
MIXAMPのAUXポートにTRRSケーブルでスマホとつないで、任天堂SWITCHのドックのUSBポートとMIX AMPをUSBケーブルでつなぎます。背面の切り替えスイッチをPC側にします。これで、スマホの音声(DISCORDやLINE通話)とゲーム音をMIXしてヘッドセットから出力することができます。
パターン②任天堂SWICTHが携帯モードの場合
MIXAMPのAUXポートにTRRSケーブルでスマホとつないで、任天堂SWITCH本体下部の充電するところとMIX AMPをUSBTYPE-Cケーブルでつなぎます。背面の切り替えスイッチをPC側にします。これで、スマホの音声(DISCORDやLINE通話)とゲーム音をMIXしてヘッドセットから出力することができます。
パターン③iphoneの場合
基本的な接続は上記パターンとおんなじになりますが、iphoneにはオーディオジャックがないので変換ケーブルを使います。
パターン④最近のスマホでオーディオジャックがない場合もしくは無線化したい
変換ケーブルを使う手もありますがここでは別の手も考えてみました。MIXAMPのAUXポートにブルートゥース機器(機器に電源もとります)を繋ぎます。スマホとブルートゥース機器をペアリングします。任天堂SWITCHのドックのUSBポートとMIX AMPをUSBケーブルでつなぎます。背面の切り替えスイッチをPC側にします。これで、スマホの音声(DISCORDやLINE通話)とゲーム音をMIXしてヘッドセットから出力することができます。
使い方
PCとは付属のUSBケーブルでつなぐだけでOKです!電源、ゲーム音、ボイスチャット音声全てが1本のUSBケーブルに流れます。
そのまま使うとマイク音量がやけに小さいので、astro MIXAMP PRO TR本体の設定を行います。まずアストロコマンドセンターというアプリをPCにインストールしてマイクのノイズゲートを最小にすることをおすすめします。デフォルトだと強くノイズゲートがかかっていてノイズだけでなく声もだいぶ小さくなってしまいます。↓

フォートナイトでの設定例


設定→オーディオ→ボイスチャットの出力デバイスをASTRO MIXAMP PRO VOICEにします
これでゲーム音とボイスチャットの音が別々に調整できます。
DISCORDを使う場合でも同じ感じです。DISCORDのユーザー設定→音声・ビデオ→入力デバイスをAstro MixAmp Pro Voiceにして、出力デバイスも Astro MixAmp Pro Voice にします。 これでゲーム音とボイスチャットの音が別々に調整できます。
これでどんなゲームでも遊べますね。
あとがき
うーん・・・悩みますねUSBオーディオインターフェイス(サウンドカード)。どこのメーカーも良いものばかり。音質だけなら他にも良いサウンドカードがありますし、定位感だけなら違う物も選択肢にありますし・・・
それでもあえてまとめると現状で、買える価格帯のものでは、①ASUS STRIX RAID DLX(PC専用)②CREATIVE Sound BlasterX G6③Steel series GAMEDAC④astro MIXAMP PRO TRの4つから自分に合ったものを選ぶのがいいのではないでしょうか?
結論が出ませんが筆者は当面の間バランス面からMIXAMP PRO TRを使ってみようと思っています。
最後まで読んでくれてありがとうございます。音選び難しいですよね。さらにヘッドセット(ヘッドホン)までとなると、というかなるんですが(笑)さらに選択肢が増えることになります。いろいろ試すのも楽しいと思いますので自分でも試してみてください。では次の記事でお会いしましょう。

単なる一児のパパです。買い物好き、メカ好き、PC好きが高じておすすめ商品の紹介や、デバイスなどのレビューなどを行っています。プロフの写真はメッチャ盛ってあ・・・